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御池青少年自然の家 季節便り(3)

自然の家からみるとおよそ東南東の位置に、長尾山という山があります。その近くを通る林道の途中で、秋の味覚を発見しました。

 

 

名前を「サルナシ」といいます。今回見つけたものの大きさは3㎝程で、だいたい大人の親指よりも少し小さいくらいなのですが、この外見、何かに似ていると思いませんか?

 

ちょっと、中の様子も見てみましょう。

 

 

ゼリーやケーキなどでおなじみの、キウイフルーツとそっくり!

実は、サルナシとキウイフルーツは、同じマタタビ科の仲間です。

とある国にあった植物が、はるばる海を運ばれ、またまた別の国で今のキウイフルーツの形に品種改良されたようです。キウイフルーツの旅、もしよかったら調べてみてくださいね。

 

このサルナシ、指導員の先生が見つけて持って帰ってきたのは1週間前。先生によると、取ってからしばらくおくと美味しくなる!とのこと。やっと今日いただくことができました。

待ちに待った秋の味覚は、キウイそっくりの、でもちょっぴり自然のにおいのする優しい味でした。ただし、自然の植物はむやみに口にすると危険ですので、ご注意下さい。