ナイトハイキング
ねらい
暗闇や星空など昼間と異なる自然の営みについて五感を通して学び、豊かな感性を培う。
自然を愛し、移りゆく四季の動植物を愛する豊かな人間性を培う。
時期
年間を通じて活動可能(ただし、天候等により左右されることあり)
準備
利用者が準備するもの
懐中電灯、蛍光性のある衣服・テープ等、雨具、救急セット(必携。殺虫剤等も含む)
自然の家で準備できるもの
無線機、簡易救急セット
活動内容(展開例)
入所前日
までの準備 |
- 班行動の場合は、事前に班編成を行う。
- 参加者の人数、班数、健康状態等を確認する。
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事前 |
- ナイトハイキングにおける説明を聞く。特に安全な歩行について理解する。(走らない、一列に歩行する、国道の横断について等)
- 国立公園内や施設周辺民家のマナーについて注意を聞く。
- 引率指導者は、無線機の使用方法、安全確保上の注意点等について自然の家職員と確認する。
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活動 |
- 出発の準備をする。(持ち物の確認、引率指導者の配置)
- 自然の家職員が先導して出発する。
- 引率指導者は、国道横断箇所などで、研修生の安全確保のため指導に当たる。
- 引率指導者は、無線機を用いて団体の状況など、自然の家職員に連絡する。
- 引率指導者は、等間隔に隊列の中に入り子どもたちの体調や安全面に配慮しながら、指導・支援を行う。
- 引率指導者は、休憩の場所について自然の家職員と相談し、天候や子どもたちの体調に応じながら臨機応変に対応する。
- 自然の家職員は、団体の進行を把握し、適宜研修生の活動を支援する。
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事後 |
- 全員の到着を確認する。
- 自然の家に到着したら活動のまとめを行い、再度体調をチェックする。(発見したこと、感動したこと、怖かったことなど)
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留意点
- 一人一人が活動の見通しと意欲を持てるように説明する。
- 班編成は、一班8~10人が望ましい。
- 勝手にコースを外れたり、近道をしたりしないように指導する。
- 季節により、害のある動植物が発生するので、必ず周知しておく。